2代目猫は風邪をひいたり、猫カビになったり、我が家に来てから病院通いしていましたが、ＦＩＰ（猫伝染性腹膜炎）という恐ろしい病気にかかっていることが分かりました。MUTIAN（ムティアン）という日本では未承認のため保険が適用されない薬の服用で治るかもしれませんが、その費用は約100万円！そこまでして完全に治癒する保証はありません。
高額な治療にチャレンジするか、諦めて看取るか・・・
とりあえずブリーダーさんにも連絡したところ「生体保証」という制度を知りました。ブリーダーさんによって条件は異なるようですが、設定されている期間内に死亡したり重度の病気を発症した場合に適用されるようで、今回のウチの場合はOKとのこと。
「生体保証」とは、新しい別の猫ちゃんとの交換です。
聞いた時には、えっ！と思いました。そんな制度があるなんて知らなかったです。しかし、生きた猫を「物」のように扱って物々交換してよいものだろうか？という疑念が湧きました。良心的に許されるのだろうか？悩みました。
ブリーダーさんからは「まだ飼い始めて日が浅いので、情が深くならない内に是非」と勧められました。
相方は「もう、猫を飼うのは辞める。次々と猫が不幸になってるから次の猫も不幸にしてしまうかもしれない。」と、すっかり弱気になっていました。
いろいろ悩みました。高額な治療には腰が引けました。交換なんてせずに飼い主として一緒に闘病生活を送って最後まで看取るか。。。しかし、癌にかかって闘病のために片目を摘出してまで延命措置をした猫を半年前に看取った私達の気力は、未だ回復していませんでした。。。
そして苦渋の決断をしました。
結局、新しい猫を迎えることにしました。FIPにかかった猫とは、1ヵ月に満たない、とても短い期間となってしまいましたが、お別れすることになりました。
なんて無責任な飼い主なんだと思われる方もいるかもしれませんが、同じような悩みを持つ方が今後いらっしゃるかもしれませんので、正直にブログに投稿しました。
短い間だったけど、ありがとう。2代目猫ちゃん。
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